近年、AC 商用電源を使用した高度な機能を実現する通信機器が市場に多く供給されることにより、雷によって発生する過電圧に対する耐力*が不十分な通信機器の故障が顕在化してきた。通信機器に対する雷過電圧の障害対策は、機器そのものの雷過電圧耐力の強化以外にも接地、外部保護装置の 3 者によって行うべきものであるが、現在の日本国内では、すべての機器に共通した接地条件が提供されていない課題がある。これまで、通信機器に関する雷過電圧耐力規定は、広く認められた国内基準が無く、通信機器の製造業者は、各社の市場経験に基づき独自の対応を実施してきた。CIAJ では、ITU-T K.66(2004 年 12 月)の制定を受け、「過電圧耐力検討 WG」を発足させ、その検討結果を CES-Q007-1「雷過電圧に対する通信機器の保護ガイドライン」 (2008年 1 月)として制定した。内容は、下記で構成されている。① 雷過電圧保護の考え方② 機器の雷過電圧保護設計指針③ 雷過電圧印加試験方法④ 通信機器の雷過電圧保護の目標値今回、ITU-T K.66 の Appendix Ⅳが K.44 に移行された 2012 年版の制定を受け、ITU-TK.21、K.44 に準拠するよう内容の見直しと設計指針としての見直しを行い改訂した。具体的には、①と②は用語を含め見直しおよび機器保護の定義に K.44 を適用、③は K.44に準拠、④は K.21 および K.44 と整合性を考慮した内容とした。*以下、雷によって発生する過電圧を雷サージ、対する耐力を雷サージ耐力という。1.2 目的本ガイドラインは、通信機器の製造者業界として自主的な設計指針を定め、雷の影響による通信機器の故障を軽減することを目的とする。尚、製品安全(セーフティ)および 装置誤動作(イミュニティ)の観点には言及しない。製品安全は JIS C 6950-1、装置誤動作は JIS C 61000-4-5 を参照のこと。1.3 適用範囲本ガイドラインは、国内のユーザ宅内に設置する事を目的に製造され、建物外部に接続されたメタル配線の通信回線(建物外部に露出した構内配線を含む)を収容する端子を有する通信機器を対象とする。また、直接建物外部に接続されたメタル回線収容端子を持たないものでも、DSU などの後段に接続され雷サージの影響を受ける可能性のある通信機器は本ガイドラインの対象とする。ただし、ファクシミリおよび関連機器およびそのオプション機器に関しては、複合機としての扱いを受けるものも含まれるので、本ガイドラインの適用対象機器から除外する。 近年来,由于市场上供应了众多使用交流商用电源、具备高级功能的通信设备,雷电产生的过电压导致耐力不足的通信设备故障问题日益凸显。 CES-Q007-1 (CIAJ) 是日本通信工业协会(Communications and Information Network Association of Japan,简称CIAJ)制定的一个测试标准。该标准主要针对通信设备的电磁兼容性(EMC)进行规范和测试。 CES_0040_2 雷過電圧に対する通信機器の保護ガイドライン \ 针对雷电过电压的通信设备保护指南 请查阅 https://www.emc.wiki/thread-18396-1-1.html 进行下载 (CIAJ) 是日本通信工业协会 请查阅 https://www.emc.wiki/thread-18396-1-1.html 进行查看 适用范围 CES-Q007-1 (CIAJ) 标准主要适用于各种通信设备,包括但不限于:
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CES-0040-2
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